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2021年夏に第一子を出産しました。 恋愛のこと、仕事のこと、日々の思いごとの記録です。

5_初婚の話_結婚してから_4

こんにちは。raf(ラフ)です。

今回は結婚してからのお話の続きです。

 

病院からの退院後、元夫が自主的に家事を手伝ってくれることはなく、ゴミ出しをしてもらう程度でほかの家事は全て自分で行っていました。(交際時から離婚に至るまで、掃除機を使っている姿を見たのは1度だけでした。)

リハビリの先生から「無理しないように」とは言われたのですが、元夫に洗濯物の干し方や食器洗いの仕方(水切りへの食器の入れ方。気を付けいないと割れてしまうので)から伝えないといけないのが億劫で自分でしてしまいまいた。この時、もっと言葉で伝える努力をすればよかったのかなと思います。


そんな中、元夫は「仕事に疲れたので株で生活したい。辞めたい」と言います。私は「休職して株で稼げるか様子を見たら」と伝えるのですが、元夫は「今すぐにでも辞めたい」と話し合いは平行線でした。

私はお金の心配をしていたので「ちゃんとやりくりできるなら良いよ」と渋々承諾をします。このとき、根本的に元夫と金銭感覚が違うこと、足りなければローンで借ってやりくりすればよいという発想だということには気づいていませんでした。具体的に話するのは大事だと思います。

それから、元夫の退職前に、入院中に約束していた入院で下りる保険金の一部で車を購入しました。


そして、いよいよ元夫が退職することになり、退職金や最後のボーナスの使い道や貯金について相談をし、元夫の無職生活がスタートします。
私は脚の様子を見ながらアルバイトを再開し、元夫はスポーツジムと株の生活が始まりました。元夫は無職になってもいままでの生活スタイルや嗜好品にかける金額を変えませんでした。生活レベルをそのままに生活していたので、貯金がどんどん減っていきました。


3か月ほどして、元夫から生活費が全く入らないので株について聞くのですが「順調。これから」という返事が返ってきます。生活に危機感を持っているのは貯金を崩しながらアルバイトをしている私でした。

元夫に「もし生活に困ったらどうするのか」と聞いたら、「カードローンで借りればよい」と言いました。私はなんて無責任で安易な考えなのだろうと怒りながら「借りたお金を返せなかったら親族に迷惑がかかるのでやめてください。借りたいなら身内に頭下げて借りて責任持って返して」伝えました。さらに、「このまま収入がないのは困るので、働いたり、本を売ったりして家庭にお金を入れて欲しい」と伝えます。元夫は本の収集癖がありました。交際時、未開封の本や読まない本がたくさんあり、結婚する際に1冊程度処分してもらい、30万円ぐらいになりました。まだ1千冊ぐらい残っていたので、少しは生活の足しになるかなと思いました。

元夫は「大切な本なので何か所か見積もりを取りたい」と言います。私は「生活のためなのでなるべく早めに」と伝えます。結局、元夫はお気に入りの本をなかなか手放すことができませんでした。手放さない代わりに働くことも選べず、本を売るために3か月かかってしまいました。
私はその間に、元夫から売ってよいのものの確認をして、ブランドの服や本をどんどん売っていきます。


そんな中で、住民税や協会けんぽの任意継続保険の支払いの通知書などが届きます。「どうするの?」と元夫に聞くと、住民税については100万程度あったのですが、なんとその払込書を私に渡して「払ってください」と言うのです。
任意継続保険は「知りません」と突っぱねたのですが、住民税については生活費のこともあったので、19歳のころから積み立てていた貯金や、年金保険を計300万円程度崩すことになりました。これは本当に後悔しています。働かない人のために自分が貯めてきたお金を崩すのは苦しかったです。


そして、やっとここで、「離婚」を考えるようになります。

離婚したい!という強い感情ではなく、このままだと私が金銭的にも体力的にも潰れてしまうという危機感を感じました。同じくらい、元夫がまた働いたり将来の子どものことを考えたりしてくれるかもしれないという思いもありました。ただ、そうではなかったとき、自分が壊れてしまうのは防ぎたかったので、いざというときに離婚できる状態にしようと決意します。

 

離婚するには生計を立てる仕事が必要でした。当時のアルバイトでは生計を立てることは考えられなかったので、正社員の仕事探しを始めます。
そして元夫に宣言をします。「働かないと生活できないので正社員のお仕事をしようと思うの」と。元夫は「どうして働く必要があるのか。正社員では働いて欲しくない」と言います。その理由は、一緒にいる時間が減るからです。私は呆れながら、私はこれ以上貯金崩しての生活はできないこと、元夫が今までの給料の水準(税込み年収1000万弱)で生活するのはおかしいことを伝えます。

 

夫婦共通の友人が多かったため、離婚を視野に入れていることは周囲には伏せ、私は寿退職して5年ぶりに正社員の就職活動を開始します。

離活の始まりです。

 

ここまで読んで下さりありがとうございます。

次回に続きます。